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3月27日
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かつて私は教育の現場で上司から

「怒る」と「叱る」は違う、と教わりました。

してはいけないことをした子供に対して

感情にまかせて怒るだけでは、

子供には何も伝わらないよ、と。

子供が何か間違った方向に進んでいる

時には、自身の心は冷静に保ち、

子供がよりよい方向へ伸びていくように、

状況を広い視野から事態を把握して、

何がどうしていけないのかを

静かに(しかし毅然と)具体的に叱り、

良い行いをしたときには具体的に

褒める環境にあってこそ、よき人の

成長が望めるのではないでしょうか。

 

最近、政治や社会のことにおいても、

「怒り、叩く」人ばかりが急増して、

なにかを“育成”するような「叱り」の

世論が激減しているような気がするのは

私の思いすごしでしょうか。

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